ブランディングは、あなたの事業の印象や価値を「積み重ねて知らしめること」、そのためにまずはその印象のルールを作ること。
これが鈴まつデザインの考えるブランディングの要約、ということはお伝えしている通りです。
そしてその第一歩は「ロゴの確立」と考えています。
事業を表す旗頭であるロゴデザインが確立するだけで、今後の指針がイメージしやすくなり、
様々なツールでも印象が整います。
ロゴデザインでは以前こんなことがありました。
ロゴリニューアルの依頼をいただき、とある会社に伺っていた時、社長から「今後こんなイメージの会社にしたい、だからロゴにはそんな思いを込めたい」といった様なご希望がありました。
すると同席していた社員が、なかなかの「食い気味加減」で、「私もそんな会社になったらいいなって思っていました!」と発言。私の中では比較的寡黙な印象の方だったので、少しびっくりしたのを今も良く覚えています。
きっとその方の中で、「会社がもっとこんな風になったらいいな」という思いがあって、思わず口に出してしまったんだと思いますが、それぞれの意見も前向きに集まり、スムーズに進行。ロゴデザインもとても喜んでいただけました。
こんな風に、一口にロゴデザインといっても、デザイナーとともに進める「ロゴづくり」は、あらためて事業の今と未来を見つめるきっかけにもなり、その過程をスタッフと共有することも有益な経験になりえます。もちろん私の方も、「希望の真意」をより深く感じることができるので、こんなディスカッションはありがたく感じています。